華やかな指輪

婚約指輪はどんな歴史がある?

婚約指輪の始まりは古代ローマ時代といわれています。
プレーンな鉄の輪を、約束の履行を誓約するしるしとして男性の家から女性の家に贈られたのが起源となります。
指輪にしたのはリングとなっているために永遠を示すことができるからとあります。

紀元後4世紀初めには「honey」というような文字が指輪の内側に刻印されるようになっており、やがて金の婚約指輪を花嫁に渡す習慣が生まれるようになりました。

やがて5世紀頃には普段の生活でも結婚指輪を着ける習慣になり、その頃の婚約指輪は左手の薬指に着けられたという記述が残っています。
これは左手の薬指が心臓とつながっているという古代エジプト人の信仰に由来しているとされているそうです。

結婚指輪をはじめて結婚の証としたのは、9世紀のローマ教皇ニコラウス1世です。
1027年には「花婿は花嫁に金の指輪を、花嫁は花婿に鉄の指輪を交換している」という記録が残っています。

このように婚約指輪と結婚指輪という考え方はなく、同じ指輪が使用されていましたが、西暦860年に教皇ニコラス1世が
「婚約発表には婚約指輪が必要である。夫となるものは高価で経済的な犠牲を払わなければならないような指輪を将来の妻に贈るべし」
というような決まりを作ったのが婚約指輪の始まりと言われています。

または13世紀以後、ローマ法王が結婚前にお互いを良く知るべきだとして、婚約期間を奨励したことから婚約指輪が生まれたという説もあります。

それから金のリングにはサファイアやルビーが用いられた婚約指輪が多く贈られるようになっていきました。
今のようにダイヤモンドが人気になったのは、西暦1477年に神聖ローマ帝国皇帝になるマキシミリアン大使がはじめであり、彼は親同士の反対を乗り越えて一緒になったブルゴーニュの公女マリーに、純金の婚約指輪に「永遠」を意味するダイヤモンドでMの字をかたどるという斬新なデザインの婚約指輪を贈ったと記録にも残されているのです。

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